地盤沈下

昭和三十九年の新潟地震の時は、国道8号線沿いや各地の堤防にひび割れや陥没などの被害が生じた。地下から地下水と同時に大量の砂が噴出た。これは液状化現象といわれ、大量の水を含んだ未凝固状の細かい砂があると、地震の揺れで揺らされ地面の裂け目から水と一緒に吹き出したと考えられている。昭和三十四年以降、水溶性天然ガスの開発がさかんに行われており。ガスの採掘と同時に地下水を大量に汲み上げたたため地下の粘土層が収縮し、最大2346ミリもの地盤沈下が生じた。その後、地下水を地下に戻す層別バランス還元圧力方式の採掘法に変わって、ほとんど地盤沈下を引き起こさず天然ガスを採掘できるようになった。この天然ガスの採掘にともなって汲み上げられる地下水の中にはヨウドと呼ばれるごく微量の成分が含まれ、国内でも数少ない貴重な産出地となっている。

地盤沈下